前ページより〜

   
金鱗湖を後にし、いよいよ由布岳登山口♪を目指します。
快適な草原沿いの道を走ります。
四国ではあまり見る事が出来ない風景です。
由布岳登山口へ到着しました。
ここは道路を挟んで無料駐車場有料駐車場があります。
私たちが着いた時間に無料駐車場はほぼ満車状態
あらためて人気の山だと再認識しました。
どうにか無料駐車場へ駐車出来、早速登山準備です。
と、言っても大船山へ登る予定だったので予備知識も無いうえ
地図もありません......
でも人気の山なのでなんとかなるでしょう〜
(これが後でとんでもない事に....)
am9:00過ぎ出発です。
最初は由布岳の雄大な裾野を進みます。
野焼きの直後なので緑の草原を見る事はできませんでしたが
この雄大な風景はやっぱり感動ものです。

▲ここが登山口です!
道路を挟んで無料駐車場と有料駐車場がありました

▲案内図をチェック!

▲まずは広い裾野を歩きます

裾野を過ぎ樹林帯の中に入りました。
ここは広葉樹が殆どなのか全て葉っぱを落とした明るい森でした。
道幅も広く快適な登山道です。
スミレの葉っぱを沢山見かけたので半月後にはカワイイ花を
咲かせるのではないでしょうか〜
3月だというのに汗ばむほど気温が高く上着を脱いで歩きます。


▲自然林の山なので新緑の頃はキレイでしょうね〜

登山口から1時間弱で合野越へ着きました。
ここは飯盛ガ城への分岐にもなっています。
飯盛ガ城へは往復1時間弱位なので時間に余裕があれば
立ち寄るのもいいかも知れません。

ここで小休止.....


▲合野越に到着!ここで小休止

小休止後、山頂を目指します。
道幅が広い快適な登山道が続きます。
標高が上がるにつれ展望が開けてきました。
昨日、泊まった由布院の町九重連峰がキレイに見えます。


▲アブラチャン      ▲案内板があるので迷うことはありません

▲途中から見る由布院の街並

▲九重連峰

▲山頂が近づいてきましたよ〜

快適な登山道〜
な〜んだ楽勝♪楽勝♪となめていると
山頂に近づくにつれ岩がゴロゴロの急登になってくるでは.....
やはり山登りとは厳しいものです^^;
am11:00東峰と西峰の分岐であるマタエに着きました。
ここは風の通り道なのか今まで殆ど無風だったのに強風が吹いています。
何かに掴まっていないと飛ばされそうです。
それともう一つ!
富士山でも経験しましたが、このような岩場で強風が吹くと
目に砂埃が入りコンタクトレンズ使用の身には辛いものが〜^^;
とてもサングラス無しでは進めません。


▲溶岩の塊.....        ▲だんだん急登になってきました^^;

▲マタエ(東峰・西峰の分岐) 強風が吹いているのがわかりますか?

▲マタエ(東峰と西峰の分岐)

ジッとしていても寒いので三角点がある西峰へ向かう事にしました。
ところがいきなりの鎖場.....
え〜っ!西峰って岩山なの?
とりあえず強風の中、なんとか登ります。
通称?障子戸と言われている場所まで来ました。
なんとかカニのタテバイは登れたのですが途中からはカニのヨコバイです。
鎖もあるのでなんとか頑張ろう!と思いましたが
とにかく風が強く吹き飛ばされそうです^^;
主人はスイスイ行きましたが私には無理!
命の危険を感じここで泣く泣く撤退.....
あ〜あ!山頂は目の前なのに....
主人に先に行ってもらって安全な場所まで下り待つ事にしました。
どんどん登ってきますが皆さん、障子戸の所で躊躇されています。
女性の方は殆ど撤退!
よかった〜私だけじゃあないみたい^^;


▲まずは西峰へ.....

▲こんな鎖場が続きます^^;

▲ここでギブアップ^^;

▲撤退した障子戸のカニのヨコバイ

安全な場所で主人を待ってましたが
一向に下りてくる気配がありません。
後から登られた方がどんどん下りてきます。
もしかして強風に吹き飛ばされ滑落?
いやぁ〜これだけ人がいるので滑落したら誰かが気づくハズ
待ちくたびれて、とりあえずマタエまで戻る事にしました。
ここで携帯電話に電話してみますが通じず.....
あまりにも遅いので痺れを切らして単独で東峰へ登る事にしました。
途中まで登るとなんと涼しい顔をして夫が下りてきているでは.....
聞けば西峰山頂お鉢巡りという案内板があったので
お鉢巡りをし東峰へも登って来たとの事!
こっちは連絡がつかずに心配していたのに〜
まぁ〜無事でよかった!
とりあえず私は東峰を目指します。
山頂を踏まずに撤退ではあまりにも寂しすぎますものね〜
この時、本気でトランシーバーを買おうと思いました。
山の中じゃあ連絡が取れない!
東峰山頂にて昼食後、下山です。


▲東峰へは道がしっかりしています

▲東峰山頂直前

▲東峰山頂1584m

▲証拠写真(笑)強風で顔が見えません(^^♪

▲東峰山頂から西峰山頂を眺めます



ここからは主人の西峰→東峰(お鉢巡り)です

▲こんな岩場が続くそうです

▲西峰山頂1584m

▲三角点は西峰にあります      ▲この案内板に促されて行くと・・・・・

▲厳しい岩場が続きます・・・・

▲足場が無い場所も〜

▲雄大な風景が広がります

▲東登山口からの分岐

▲東峰山頂が見えてきました

▲東峰山頂

pm3:00前、登山口まで戻ってきました。
ポカポカ陽気の中広い裾野では皆さん思い思いに過ごされていました。
時間があれば阿蘇方面へ行きたいと思ってましたが
残念ながら時間切れです。
狭霧台からもう一度由布岳と由布院の町を眺め
湯布院ICから高速に乗り一路帰路を目指します。
福岡経由関門橋を渡り山口・広島・岡山
そして1000円になったばかりの瀬戸大橋を通って帰る予定です。


▲ここから見る由布岳もカッコイイ!

途中、北九州のめかりSAから関門峡を眺め宮島SAにて夕食
瀬戸大橋を渡り自宅着pm11:00でした。
湯布院ICから高松西ICまで休憩込みで約7時間!走行距離584km
やっぱりフェリー利用の方が楽かも知れませんね(笑)
やはり山登りには地図と下調べの重要さを再認識した
山歩きとなりました。
やっぱり山をなめたらダメです^^;


▲関門橋



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)




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