■石鎚山(東稜コース)1982m
■愛媛県
■2008年10月13日(月)
■快晴
地図(クリック)

      自宅am3:45-高松西IC-西条IC-R194-寒風山トンネル
      寒風茶屋-土小屋am7:00-出発am7:30-休憩am8:15
      東稜基部am8:40-矢筈岩am9:30-南尖峰(周辺散策・昼食)am10:25
      出発am11:40-天狗岳pm0:00-弥山(小休止)pm0:20
      出発pm0:40-土小屋pm2:25
       
■歩行時間約7時間(休憩・散策含む)
   
いつかは石鎚東稜!と思っていたが最後の垂直の岩場
(足場が無く腕の力のみで登らないといけないらしい)
気になりず〜っと諦めていた。
でも今年の紅葉はいつになく素晴らしい♪
というのを聞いて、いてもたってもいられなくなり(笑)無謀にも
挑戦してみようかなぁ〜と思った。
またまた何にでも首を突っ込んでみたくなる悪いクセが^^;
但し挑戦する為には、天候が良い日・登山者が多い日
じゃないと.....
10月13日!稲刈りも終了し天候も申し分無し!
そして紅葉も見頃〜
このチャンスを逃しては、また来年までお預けになると思い決行!
いくら私が歩くのが遅くても朝早く出れば大丈夫だろう...
と思い、朝三時に起床し四時前に自宅を出発!
(こんなに早く出発したのは初めてかも〜)
夏場なら明るくなりかけている時間だが
さすがに起きてみると真っ暗!空には星が輝いている。
食料を仕入れ、真っ暗な中、車を走らす....
瓶ケ森林道を走っているうちにだんだん夜が明けてきた。
林道沿いには日の出を狙ったカメラマンさん達が大勢構えていた。
山歩きをする私達も早起きですが写真が趣味の方は
もっと早起きみたい.....
am6:14お日様が顔を出した。
今日は一日いい天気になりそう〜


▲瓶ケ森林道沿いで一番お気に入りの風景        ▲am6:14感動の日の出です〜
(小高いピークはジネンゴノ頭)                          


▲高知県方面


▲どっしりした石鎚山


▲雲海が幻想的です


▲もう一度石鎚山


▲「山荘しらさ」から見た石鎚山

途中下車し何度も写真を写す。
こんなに石鎚山がクッキリ見えるのは初めてかも〜
am7:00前、土小屋駐車場へ到着!
早くも、ほぼ満車状態^^;まだ7時前ですよ〜
前泊されている方も何組かお見かけした。
どうやらその中にGakuGakuさんもいらっしゃったみたい...
am7:30出発!
空には雲一つ無く天候は上々です〜♪
いい一日になりそう〜


▲あまりにも鮮やかな色だったので...         ▲さぁ出発です!


▲ガマズミの実                     ▲ブナの黄葉


▲フクオウソウの咲き残り             ▲見えて来ましたよぉ〜南尖峰

いつもの休憩場所までは快適な道が続きます.....
am8:15最初の休憩です。
まだ朝が早いので登山者もまばらです。
小休止後、東稜基部へ向かいます....
ここまで来ると東稜基部は目と鼻の先
目の前に今から登る南尖峰がで〜んと見えてきました。


▲もうすぐいつもの休憩地点                ▲ここで休憩です〜


▲近づいてきました                       ▲紅葉と瓶ケ森

am8:40東稜基部へ到着....
この付近の紅葉が一番素晴らしく、しばらく紅葉を楽しみます〜
さぁ〜ここからは未知のコース!気持ちも引き締まります。
通行禁止の表示板^^;に見送られ出発〜
最初は樹林帯の急登です。右下に正規?の登山道が見えます。
樹林帯を抜けると笹原になり視界がパ〜ッと広がりました。
西条市内や瓶ケ森方面もバッチリ!


▲東稜分岐                ▲さぁ〜突入です...
                             通行禁止なのですが^^;


▲笹を掻き分けて進みます                  ▲西条市内もクッキリ


▲弥山の山頂小屋が見えてきました           ▲瓶ケ森もバッチリ見えます

おもしろいほど高度が稼げ、どんどん南尖峰が近づいてきます....
近づけば近づくほどあんな所本当に登れるの?と
だんだん不安になってきます。
途中、ストーンリバーさんにお会いし東稜の事を色々と教えて頂きます。
初めての場所で知ってる方とお会いするとホッとします。
矢筈岩横の笹滝と呼ばれるところまで来ました。
こんな急斜面、登れるの?と思ってましたが笹があるおかげで
どうにか身体を持ち上げる事が出来ました。
ここの笹は私たちの体重の犠牲?になりちょっとかわいそうです^^;


▲本当にこんな所登れるの?          ▲吸い込まれそうな笹原


▲矢筈岩と笹滝


▲笹を掴んで登ります....

いよいよカニのヨコバイと呼ばれる場所へ来ましたが
特に問題無く通過.....
遠くに墓場尾根が見えます。よく見ると二人の人影が〜
へぇ〜あんな場所までどうやって行ったのだろう?
後でこのお二人は、エントツ山さん掲示板でお見かけする
おじょもさんN氏である事が判明
なるほどねぇ〜妙に納得...


近づけば近づくほど迫力があります           ▲振り返ると〜こんな所を歩いてきました


▲遠くに墓場尾根が見えました〜
凄い場所に立っているのは、おじょもさんとN氏だそうです

とうとう最後の岩場の所まで来ました。
さてどうやって登りましょうか〜
はるかに私の身長の倍近く高さがあります。おまけに垂直
この日はなぜかトラロープが設置されてました。
聞けば昨日設置されたそうです。
ロープがあっても足場がありません^^;
結局、ストーンリバーさんはじめ周りの方に手伝ってもらって
どうにか這い上がらせていただきました(^^ゞ
やはり人が多い日に来て大正解!
這い上がった場所が南尖峰の頂点のようです。
本当に最後の最後が難関でした^^;
でもとりあえず登頂!ホッと一息
二の森方面をはじめ展望はバッチリ!
ず〜っと眺めていたい気分です♪
小休止後、墓場尾根を見る為に岩場を下ります。
こちらの岩場は垂直じゃあないのでなんとかなりそう〜
墓場尾根が見えてきました〜
写真では何度も見た事があったのですが実物を見るのは初めて
感動〜!!おまけに紅葉もキレイ〜


▲最後の難関、南尖峰山頂直前     ▲下を覗くと...本当に垂直です
ストーンリバーさん撮影                  
※前日にロープが設置されたようですがいつまで設置されているのかは不明です!


▲二の森方面

▲墓場尾根

▲大砲岩


▲こんな場所を登り返します               ▲岩の間からはカラフル♪な紅葉

▲岩をよじ登る                   ▲白骨林がこんなに見事な山だったとは〜
ストーンリバーさん撮影                                         
南尖峰へ登り返し昼食を取る為に弥山へ向かう事に....
しかし弥山が見えたとたん向こうまで行くのは止めよう!と
即座に決定!
なんせ足の踏み場もないほどの人出なのです。
人・人・人で埋め尽くされている弥山を見たのは初めてです〜
とても弥山まで行く気力が薄れ
天狗岳手前の少し広くなっている場所で昼食です。
昼食を食べているとあれぇ〜仏心さんと仏心フラワーズさんでは?
仏心さんはたしか2、3日前に登ったばかりじゃあ?
連続で石鎚東稜とは〜〜
昼食後西日本最高峰天狗岳1982mへ向かいます。
山頂では信者さん?がほら貝を吹かれてて
いかにも信仰の山!という雰囲気がたっぷりでした。
山頂で記念撮影後、弥山へ向かいます
弥山へ向かうのも渋滞気味でなかなか進む事が出来ません^^;


▲天狗岳を南尖峰から眺める                ▲天狗岳山頂1982m


▲仏心さんと仏心フラワーズさん!            ▲弥山の凄い人出

▲渋滞でなかなか進めません^^;        ▲紅葉と二の森・鞍瀬の頭・堂ケ森

弥山へ向かっていると....
またまた見た事がある人が〜
ナント、エントツ山さんでは....
エントツ山さんはたしか昨日、登ったばかりでは〜
まさか二日連続で来られているとは夢にも思いませんでした。
皆さん、凄いなぁ〜
弥山にて再会?を喜び合います。
やっぱり知ってる方にお会いするとうれしいものです♪
その間にも次から次へと登山者が登ってきます。
さぁそろそろ下山です.....


▲一応この風景は写さなくっちゃ!
ガスがかかってない天狗岳、初めてかも〜


仏心さん・私・エントツ山さん・エントツ山お兄さん              ▲夜明峠方面

巻き道の階段も今日は渋滞気味です.....
こういう時は紅葉を楽しみながらのんびりと下る事にします。
下山している間にも次から次へと登ってこられます。
杖をついたヨロヨロしたおじいさん!
子供を背負ったお父さん!スカートにブーツの若い女性!
様々なスタイルで登って来られます....
石鎚山には万人を引寄せる魅力があるのかも知れませんね
pm2:25土小屋へ戻ってきました。
念願だった東稜コース!結局、周りの方に助けて頂いたけど
どうにか歩く事が出来、感激!
やっぱり皆さんが絶賛するだけの事はありました〜
次回は自力で登れるようにしなくっちゃ!
石鎚へは約10回目ですが一日中、スッキリした青空に
恵まれたのは初めてかも知れません.....
なんてラッキーな一日だったのでしょう〜感謝です♪


▲しつこくブナの黄葉           ▲東稜分岐付近の紅葉が一番キレイ


▲ナナカマドも色づいてますね〜         ▲だいぶ下りてきましたよ


▲リンドウと瓶ケ森林道沿の紅葉♪



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)


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