■東三方ガ森(ひがしさんぽうがもり)1232.7m
■愛媛県
■2009年4月12日(日)
■晴れ
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      自宅am5:00-高松西IC-川内IC-今治-今治湯ノ浦IC
      川内IC-木地(えひめ酒だる村)am9:35-出発am9:40-阿歌古渓谷
      林道終点am10:35-河原am10:40-竹林登山口am11:10
      第一ピーク(昼食)pm0:00-出発pm0:20-ニセピークpm1:00
      山頂(小休止)pm1:35-出発pm1:50-四等三角点pm2:35
      急勾配-林道登山口pm3:25-漣痕化石pm4:35-木地(えひめ酒だる村)pm5:00
       
■歩行時間約7時間30分(休憩・昼食含む)
         
   
四国百名山、高縄山系の山も残すは後一座となりました。
最後に残ったのが高縄山系で一番標高が高い東三方ガ森
アップダウンが続き厳しい山と聞いています。
今日はいよいよ挑戦です。
歩行時間も長いので朝4時半起床、5時出発!
高松西ICから高速に乗り川内ICで下りました。
ここで登山口である木地をナビ設定!
ナビに従い素直に走る(笑)
しかしどんどん今治方面へ走っているでは?
鈍川温泉を過ぎた付近で、やっぱりおかしい!と思い
もう一度地図を確認しました。
ナント!東三方ガ森の登山口である木地は重信川の上流にあります。
私たちが向かっているのは玉川木地
木地木地でも全く山の反対側へ来てしまったようだ。
(やっぱりナビに頼りっぱなしではダメですね)
さて、ここからどう軌道修正しようか.....
今治湯の浦ICからもう一度高速に乗り川内ICで下りるのが
一番早いルートのようです。
また高速に乗り川内ICを目指します。
せっかく1000円だ!って喜んだのに〜^^;残念
再度、川内ICで下り今度は新横河原橋を渡り重信川に沿って走る。
採石場を越えam9:35やっとえひめ酒だる村(休業中)がある
木地バス停に着いた。1時間半のロス^^;
ここから阿歌古渓谷(あかごけいこく)方面へ道は続いていたが
゛車はここまで゛と書かれていたので木地バス停の広場に
駐車し歩く事にしました。
阿歌古渓谷方面へ向かって出発!


▲木地バス停(えひめ酒だる村)      ▲阿歌古(あかご)渓谷方面へ進みます

▲阿歌古渓谷沿いの林道を延々と歩きます

早春の渓谷美を楽しみながら林道を歩きます。
だんだん未舗装のガタガタ道になってきました。
橋の手前に3台駐車されていたので、ここまでは
ゆっくり運転すれば大丈夫だったかも知れません。
橋を渡り高度を上げながら林道を歩く.....
結構、奥まで林道が繋がっているものですね。
約1時間弱で林道終点まで来ました。
ここからは道幅も狭くなり本格的な山道となります。


▲ピンクの桜と新緑の淡いグリーン〜春の風景ですねぇ〜

▲林道終点           ▲ここからは道幅が狭くなります

せっかく高度を稼いだのにどんどん下りて行きます。
am10:40河原に下りてきました。
河原を横切り竹林登山口へ向かいます。
道標はありませんが赤テープが随所にあるので
迷う事はありません〜


▲渓谷を渡ります(凄い渡り方をしてますね私)^^;

川を渡り竹林の中を進むと松山ハイキングクラブ
書かれた道標がありました。
やっと登山口へ到着です。
登山口まで約1時間30分!
ここからは息つく暇も無い登り一辺倒の道の始まりです。
゛忍゛の一文字で頑張ります。
道端にスミレシロボウエンゴサクがカワイイ姿を
見せてくれたので少しは気が紛れました。


▲こんな場所を過ぎると竹林登山口へ着きました(松山ハイキングクラブの案内板有り)

▲ここからはひたすら登り!登り!登り!

竹林登山口から約50分で第一ピークへ着きました。
気温が高いので汗ビッショリです。
ここはちょっとした広場になっているので休憩には
丁度いい場所です。
pm12:00!先はまだ長そうなのでここで昼食にしました。
早くも私の昼食は夏場の定番?冷麺です。
これならスルっと喉を通ります。
先週まで暖かいラーメンを食べていたのがウソのようです。
昼食後、気合を入れ出発!(笑)


▲やっと第一ピークへ到着

いよいよアップダウンのスタートです(笑)
20mほど下りてまた登り返しです。
笹を掴んで登ります.....
シャクナゲが目立ってきました。
pm1:00ニセピークへ到着です。
約10個ほどザックがデポされています。
どうやら空身で山頂へ向かわれてるようです。
私たちは周遊予定なので背負ったまま進みます。


▲ここから痩せ尾根のアップダウンの始まり〜始まり〜

▲ヨソ山方面を望む

▲ニセピーク
(ピストンされる方はここに荷物をデポされてました)

ここからは快適な?(笑)尾根歩きです。
分県によると4つのピークがあると書かれています。
痩せ尾根を慎重に進みます。
ここで今日初めて、4、5名のパーティにお会いしました。
普段は殆ど登山者に会わないのに
今日は沢山の方が登られていますね。

後、一つですから頑張って下さい!と言われましたが
実は.....(笑)
(気を使っていただきありがとうございました)
更に進むともう一組のパーティの方とお会いしました。
結局、10人位の方とお会いした事になります。
キツイ!と言われている山ですが結構登られてますね。
数えるのも面倒くさくなりいくつかアップダウンを繰り返し
ピークが見えてきました。
やっと山頂?と思ったら東三方ガ森と書かれた矢印^^;
(このコースで唯一の指導標でした)
まだ〜〜〜^^;


▲まだまだ続くアップダウン(涙)

▲山頂?と思ったらまだ先でした
ガッカリし矢印の方向へ進むとすぐに山頂へ到着です。
よかった〜
pm1:35東三方ガ森山頂到着です。
山頂から木々の間越しに楢原山明神ガ森が見えます
結構高い山が連なっていますね。
小休止後、下山です......


▲やっと東三方ガ森山頂到着です

▲今治市内方向

先ほどの指導標の所まで戻り、
登ってきた尾根とは別の東側の尾根から下山する事にします。
指導標から更に奥へ数分で分岐点!
朽ちた指導標(文字は消えてました)が示している方向へ進みます。
白いタムシバが青空に映えて美しいのですがなぜか木々の後に
隠れてキレイに写せません^^;


▲東側の尾根を下ります           ▲白いタムシバがキレイ〜

▲こんな快適な場所もありました

登ってきた尾根を平行に眺めながら歩きます。
スズタケのトンネルを抜け、展望が開けた場所を過ぎると
4等三角点1038.2m地点に着きました。
ここで小休止〜
ここを過ぎると一気に急降下です。


▲スズタケの中(道はしっかりしています)       ▲四等三角点(まだ新しい
                                 ここを過ぎると急降下の始まり始まり

気を抜くと転がりそうな急坂を慎重に慎重に下ります。
水の音が聞こえてきました。
どうやら登山口が近いようです。
pm3:25関屋林道登山口まで下りてきました。
ここからは約6kmの林道歩きです。
道端の草花や春の風景を楽しみながら歩きますが
さすがに足の裏が痛くなってきました。
トレッキングシューズはやはり山歩き用に作られてるようですね^^;


▲関屋林道側登山口へ下りてきました

▲ここからは延々と林道歩きです(約6km) ▲関屋方面へ進みます

漣痕化石まで戻ってきました。
ここを過ぎるとゴールはもうすぐです。
最後の力を振り絞って歩きます。
pm5:00駐車地点である
木地バス停までやっと戻ってきました。
約1時間30分!林道を歩いた事になります。
今回の山!キツいけど、いいコースでした。
たかが百名山!されど百名山!
四国の山!色々な意味でやっぱりおもしろい.....

おいわさんオススメの
さくらの湯で汗を流し
充実感一杯で帰路につきました。


漣痕化石(海に堆積した砂岩と泥岩の互層)

▲えひめ酒だる村へ戻ってきました          ▲川内町゛さくらの湯゛で
                                      汗を流しました

東三方ガ森周辺の花達〜


・シロボウエンゴサク           ・ヤマブキ             ・シハイスミレ?

・ユリワサビ          ・ナツトウダイ              ・ウグイスカグラ

・フデリンドウ           ・ヒトリシズカ              ・キケマン

・エイザンスミレ           ・ヤマルリソウ           ・ナガバノモミジイチゴ



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)



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