以前から一度は見たい!と思っていたユートピアのお花畑♪
見頃は7月末から8月初旬と聞いている。
昨年もチャレンジしようと思っていたが毎年行かれてる方より
゛今年は花が少ないので止めておいた方がいいよ゛と
アドバイス頂き先送りしていた場所なので尚更ワクワク♪
am6:00自宅を出発〜
瀬戸大橋を渡り山陽道・中国道を経由し米子道へ入る
蒜山SAで休憩〜
今年の2月に立ち寄った時は雪で真っ白だった事を思い出した。
溝口ICで降り大山寺を目指す....
※余談ですが高松西IC〜賀陽ICまでが約100km
賀陽IC〜溝口ICまでも約100km〜合計200km弱
ETCカード2枚で半額コースでした。
瀬戸大橋通行分がイマイチ不明ですが〜(^^ゞ
大山の雄大な裾野を走り大山寺駐車場に到着!
準備し出発〜
まずは大山寺に向かって参道を歩きます。
大山寺の山門手前を左に曲がり大神山神社に続く
日本一長い自然石の道を歩きます
前回訪れた時には道の両側にジャコウソウが沢山咲いてましたが
今回は時期が少し早かったのか見る事は出来ませんでした。
約20分で大神山神社奥宮へ到着!
大神山神社奥宮は
日本最大級の権現造りの神社で、神仏混交の様式を伝えています。
正面の長廊は、両翼約50メートル
(国指定重要文化財)
神社に参拝後、社殿の右側から登山口に入ります。
|
▲大神山神社へ向かう ▲日本一長い自然石の道
▲大神山神社奥宮 ▲ここから登山道へ入ります
一歩入るとステキな森が続きます....
以前、夏山登山道から元谷ルートを歩いた時に
是非もう一度歩いてみたいと思っていた森です。
しばらく進むと元谷と下宝珠越との分岐!
今日は下宝珠越方面へ進みます。
汗をボタボタ流しながら登っていくと約10分で
林道(治山林道)へ出た!
ありゃあ〜この道、どこかで見た事があるような〜
今年、スノーシューハイクに来た時歩いた道のような〜
あの時はカーブミラーが足元にあったけど今日は頭上(笑) |
▲ステキな自然林♪両脇にはヤマアジサイ
▲下宝珠越方面へ進みます...結構、急登です〜
▲トチバニンジン ▲登りきると林道へ出た(治山林道)ここが出発点?
ここから更に道が険しくなります。
木の根っこを掴んで登ります。
目の前が明るくなりやっと尾根に到着です。
ここが下宝珠越!
ここでしばらく小休止〜
心地よい風が吹き上げてきて涼しい〜
ず〜っとここに座っていたい気分です。 |
▲更に険しくなる... ▲登りきると下宝珠越へ到着
▲いいなぁ〜こんな風景
いつまでも座ってるわけにもいかないので重い腰を上げます。
ここからは様々な植物が咲いているので気分が急に軽くなりました(笑)
アプダウンを繰り返しながら北壁を展望出来る岩場に到着!
登山道を少しだけ逸れて北壁を眺めます〜
いつもはガスに見え隠れしている北壁ですが
今日はバッチリ!こんなにキレイに見る事が出来たのは初めてです。 |
▲ヤマジノホトトギス ▲ソバナ
▲アクシバ ▲ホツツジ
▲北壁が見えてきましたよ〜
登山道へ戻り先へ進みます.....
と、ここで大ボケ(^^ゞ
後から登って来られた方に「もう下山ですか?」と言われ???
そうなんです!登ってきた道を引き返してました....
よぉ〜く見ると先へ進む道は岩をまくように付けられているので
気がつきませんでした。
道が見える方へ何の疑いも無く進んだ自分が情けない^^;
後続者がいなければ、どんどん後戻りしてあれぇ〜!
という事になったと思います。反省〜
気を取り直し先を進みます.....
中宝珠越を過ぎると本日お目当てのシモツケソウやクガイソウが
現れだしました....
この辺りから登山道崩壊の為、数箇所ロープ場があり慎重に進みます。
どんどん崩壊が進んでいる為、毎年登りにくくなっているようです。 |
▲中宝珠越(ここで丁度中間地点のようですね) ▲今日はクリア〜
・シモツケソウ ・ガクウツギ ・クガイソウ
▲スリリングな場所が2、3箇所、地盤が脆いので注意!
目の前が開けユートピア小屋が見えてきました〜
まだあそこまでぇ〜^^;まだ先は長そうです
どんどん展望がよくなり北壁も三鈷峰もバッチリ♪ |
▲ユートピア小屋が見えてきましたよ〜
▲北壁も近づいてきました
▲三鈷峰もバッチリ
・ホソバシュロソウ ・オオバギボウシ ・クサボタン
上宝珠越まで登って来ました
ここで最後の休憩〜
どうやらここが砂すべりルートとの分岐のようです
休憩後、最後の力を振り絞り進みます....
ユートピア小屋周辺がピンク色に染まっているのがここからも
見えます。ワクワク♪ |
▲右側は崩れ落ちてます ▲ここを降りると砂すべり(上宝珠越)
▲クガイソウとシモツケソウ ▲アカバナ
▲あと少しでユートピア小屋 ▲青い空と白いシシウド
約25分で稜線へ到着♪
さてどちらから行きましょうか〜
休憩されていた方からここまで来たのなら三鈷峰山頂へ
行かなくっちゃ!10分ほどで行けますよ〜
と言われまずは三鈷峰(さんこほう)へ....
三鈷峰へは平成12年の鳥取西部地震により登山道の崩落があり
登山禁止になっていたようだが復帰していた。
地震によって崩れたのであろうと思われるスリルある道を慎重に進む
だが斜面一面お花畑でそんなこともほとんど気にならない...
pm0:35三鈷峰山頂到着!
360度の展望〜遮るものは何も無い〜
天候が良すぎて下界が霞んでいたのが残念....
ここで昼食!と思ったが日陰が無いのでユートピア小屋まで引き返す事にした。 |
▲三鈷峰とユートピア小屋への分岐 ▲シモツケソウと北壁
▲三鈷峰へ向かいます.....
▲鳥取沖地震で無残な姿に... ▲三鈷峰山頂1516m
▲山頂からの風景〜霞んでいて残念 ▲ユートピア小屋方面へ進みます
元来た道を引き返しユートピア小屋を目指す....
周辺はクガイソウとシモツケソウの群生!
斜面一面お花畑なのです。
こんな群生を見たのは伊吹山(滋賀県)以来です♪
クガイソウ・シモツケソウ以外の花も咲き誇りだれが
名づけたのかユートピア♪まさに名前の通りの場所なのです。
想像以上の素晴らしさに声もありません〜 |
▲目の前にユートピア小屋
▲まさにユートピア♪
▲絶景です〜
▲まだまだ元気なクガイソウ
▲お花と北壁
▲イヨクフウロ ▲ダイモンジソウ
▲クルマユリ ▲ダイセンオトギリ
▲キュウシュウコゴメグサ ▲ヤマオダマキ
ユートピア小屋は建て直されたのかまだ新しく
10人位は泊まれそうな小屋です。
但し、小屋のみなので水や食料は勿論運び上げないといけません
このコース!水場はありませんでした。
ユートピア小屋の横で昼食を食べます....
涼しくて快適〜
昼食後、ユートピア小屋から更に奥へ進んでみます
ず〜っとお花畑は続きますが象ヶ鼻を過ぎ振子沢周辺は一段と
素晴らしい〜ず〜っとここにいたい気分ですが
もうpm2:00過ぎなのでそろそろ下山です〜
私は上宝珠越まで戻りここから砂はしりで一気に元谷まで下りる予定です |
▲ユートピア小屋・三鈷峰方面 ▲弥山方面(大山山頂)
▲トリアシショウマ ▲オトギリソウ
結構、急勾配の斜面を滑り降ります〜
歩かなくていいので楽チン!楽チン!
一気に高度が下がります.....しかしこんなに砂を落として
いいのかなぁ〜
だんだん山が低くなりそう.....
元谷まで下りてきました。
ここで岡山から来られた方と一緒になり色々とおしゃべりしながら
歩きます....
岡山の植物の会の方がいらして大山の植物の事を色々と
教えて頂きました。
四国へもよく来られてるそうで東赤石の安森さんをよくご存知でした。
おかげさまで単調な下山も飽きる事無くアッ!という間に戻ってきました。
皆さんありがとうございました。
下山後、別ルートから下りた主人と合流しカキ氷で火照りを覚まします...
下山後のカキ氷がおいしい♪
名残惜しいですが帰路につきます.... |
▲砂すべり、こんな所を滑り降ります
▲元谷まで下りてきましたよ〜
▲マユミ ▲大神山神社奥宮まで戻ってきました
途中、桝水高原に立ち寄りもう一度大山を眺めます....
男性的な北壁とは反してこちら側からの大山は女性的...
一つの山でこれだけ風景が違う山も珍しいのでは....
夏山大山!三度目にしてやっとクリアな山頂を踏む事ができました
高松から、わずか二時間少しでここまで来る事が出来るようになったのも
高速道路のおかげ.....
今日は高速料金・ガソリン代共に気にならない(笑)
素晴らしい山歩きになり大満足の一日でした(^_^) |
▲ユウスゲと伯耆大山(桝水高原より)
※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、 数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。 (承認番号 平17総使、第596号)
|